勉強のためのスケジュール1-1(短期合格怒涛のプログラム)

 短期合格怒涛のプログラムは

  1.とにかく最短で「個人情報保護士」の資格を得たい人

  2.勉強したいが時間のない人(あるいはそのように言い訳したい人)

のためのプログラムです。筆者も仕事の前と仕事の後合計2時間2週間程度の勉強しか出来なかったわけですが、ポイントを抑えれば確実に合格できる試験であると、受験してみて、元予備校講師の勘が叫びました。そこで具体的に説明しましょう。まずはいきなり2週間でというのではなく、3週間程度の準備をする場合、

   第一週 全体構造の把握

   第二週 過去問つぶし

   第三週 過去問復習とネットでの情報検索

  第一週の全体構造の把握とは、まず「森」を見よということです。法律系の学習の初心者によくある間違いは、細かな条文ととにかく全部暗記することが法律の学習だと思うことです。本当に条文を全部暗記できればすばらしいですが、普通はそんなことは出来ないでしょう。出来たとしてもそもそも短期合格を狙う方にはその時間がないはずです。

  法学部での勉強は、その法律がなぜ制定されたかという制定趣旨を学び、その趣旨から当然に導かれる重要な原理・原則をじっくり考えながら学びます。次に具体的な条文をつぶしていきながら、その中で重要な原理・原則がどのように条文として具体化しているかを納得していくというスタイルをとります。そして時には判例という実例を見ながら、条文の理解の深め、あるいは現在までの学説の問題点などを考察するというのがオーソドックスな学習スタイルです。条文が暗記できているかどうかを徹底的に小テストでチェックするなどというようなことは決してしません。こうすることで条文を読む前から、「この法律の制定趣旨はこういうことだったから、こんな原則が出てきた。だから具体的にこんな場合には、こういう風になっているのだろうな」という予想が出来るようになります。こうなれば占めたものです。知らない条文の内容が予想できる。但し人には勘違いというものがありますし、すぐに予想できる結論に注意書きが必要な時、法律は具体的な条文に注意書きを書きます。その部分の理解をも深めるために条文を読み、判例を学習するのです。個人情報保護法の最初のところで述べたとおり、個人情報保護法は個人情報の経済における利用と個人情報保護という二つの目的を調停するために作られた法律ですから、その二つの観点から、当然に「どうすれば個人情報が使えるのか」「どんなことをしてはいけないのか」という観点が出てきます。そういう風に個人情報保護法を勉強すればよいのです。OECDガイドラインは、それぞれの観点からどのように導きだされるか自分の中で説明できますか?個人情報保護法の各条文の内容は上記の観点から「当然にこうなるべき結論だな」と納得できますか?それが出来れば概略の知識は身についたといえます。

 第二週目の過去問つぶしは、ただ解答するだけではなく、各設問の選択肢がどうして「誤っている選択肢なのか」「正しい選択肢なのか」を解説を読みながら、条文を理解した時のようにひとつひとつ納得しながら読むということなのです。知識を得るためではなく、理解を深めるために行う学習工程です。

 まず泣いても笑っても一度時間をきちんと計って1回分の試験問題を全て解答してください。ここで80%近い正答率だった方、おめでとう御座います。あなたは確実に合格するでしょう。余り良くなかった方、次のことを行えば確実に合格します。

 間違った問題の選択肢に関してまず、徹底的に解説を読んで下さい。ひとつひとつの選択肢のどの部分がおかしいのか、正しいのかを吟味するように読み込んで下さい。このように読まなければ、全く同じ問題が出題されない限り役に立たない勉強をしたことになります。逆にこのようにすることによって「同様の出題意図」の問題は確実に解答できるようになります。次に正解した問題の選択肢についても徹底的に読み込んで下さい。間違えた問題よりは、出題者の意向に合った考え方をしているあなたですが、時には誤解しているせいで正解にいたることがあります。考える道筋を大切にしましょう。

 一通り上記の作業が終わった段階、出来れば翌日以降にもう一度同じ過去問を時間制限をつけて解答してみてください。かなり良い点数のはずです。これがあなたの実力です。中には、「一度やった問題だから出来ただけ」という良心の呵責を感じる方もおられるでしょう。安心してください。あなたは解答を暗記したのではなく、考え方を理解して問題を解答したわけですから、恐らく同じ出題意図の問題であれば、ほぼ同じ程度の正答率は得られるはずです。このようにして次の年度の問題にも手を伸ばしてください。

 最後の過去問の復習とネットの情報検索は、以上のようにして行った過去問つぶしを最後にもう一度やってみながら、ネットでの情報検索で抜けている論点がなかったかを調べるというものです。ただし筆者は2週間しか勉強時間がなかったですから第二週目の過去問つぶしでタイムオーバーとなりました。但しこの最後の一週間があれば、もっと試験会場で自信が持てたのではないかと思います。そこで読者のみなさんにはこれをお勧めします。試験問題には、たまにタイムリーな話題が出てきます。突然新しい基準や、改正が決定しているかも知れません。過去の問題だけを勉強していては、その情報を得ることが出来ないでしょう。最後に最新の情報を読みながら、仕上げをするというのがこの第三週目なのです。

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